USDJPY：(110.67)110円台後半での膠着状態が続いている。110.50-111.00のどちらか
　　　　　抜ければその方向にしばらく突き進むことになりそうだ。ただし週足の形状
　　　　　から、上抜けの場合の上伸は1円程度に限られ、下抜けのリスクの方が相当
　　　　　大きいと思われる。上抜けの場合は111.35-40あたりからショートする。
クロス円：全体的に日足ではもみ合いかやや上昇傾向と言ったところだが、週足では
　　　　　ここ7週間ほどの反発がそろそろ頭打ちになる気配。すぐに下げに転じるかは
　　　　　微妙だが、高値圏足踏みから徐々に上値と下値が切り下がってくる可能性。
EURUSD：(1.1333)1.13台で膠着。ドル円と同時にこのような膠着状態に入るのは珍し
　　　　　い。今後の値幅拡大に注意したい。形状は下方向有利のようだが、予断なく
　　　　　見守りたい。1.12台入り、1.14台入りいずれにせよ注意が必要だ。
GBPUSD：(1.3055)下落に向かう可能性が高い。あとはタイミングだけと思われる。
AUDUSD：(0.7130)明確なサインを出していない。ヘッドラインで乱高下継続の可能性。
NZDUSD：(0.6845)0.68台中心のもみ合いを継続する模様。
USDCAD：(1.3145)1.32台が重くなり下落の可能性が高まった印象。
EURAUD：(1.5890)AUDの乱高下に振り回されているが、結局は1.58中心のレンジ相場。
EURGBP：(0.8681)乱高下から再びレンジを収束させていく段階に入った模様。

方向感の出ない相場が続いている。ドル円やEURUSDが明確な方向感で動きだすまで
無駄なトレードは控えて体力を温存すべきだろう。今は気長にやる。動きだせば嫌でも
忙しくなる。