5月29日16時50分

ドル円(109.21),クロス円が煮詰まってきている。ドル円は今日こそ109円割れが濃厚だ。
ただし、ここからはドル円よりもEURJPY(121.83)等のクロス円の売りのほうがおもしろいのではないかという気がしている。ここのところ新聞等が生保の米債投資のためのドル円の買いについて報じているが、プラザ合意の頃からの円相場を知っている私の記憶では、日本の生保がヘッジなしのオープンで米債を買ってうまくいったことがない。108円台を見ればドル円はさらに下落には向かうと思うが、色々な思惑が交錯して一筋縄で下落していかない可能性が高い。EURJPYはひょっとすると現状ノーマークのEURUSD(1.1153)が下落して1.11を割り込み、さらに下落を加速する可能性がある。それにEURGBP(0.8822)もここにきて伸び悩み、EURAUD(1.6130)は下落に転じている。本日はGBPJPY(138.08)のショートは手仕舞い、EURJPYを売り増し。ドル円は本日下落しても108.50-70どまりと思われる。EURJPYは下落が加速すれば今日明日にも120円台を見ることもあり得る。ドル円は下落につれて利食い、EURJPYショートの比重を増やす。