4月25日11時00分

全体的に閑散としたマーケットが昨日から続いている。USDは相対的にまだ強いのだが、GBPUSDは小反発し、EURUSDはレンジ下限の攻防を続けている。一方でAUDUSDと
NZDUSDはまだ下を窺っている状況で、この二つの通貨ペアはまだ下落の余地があると
みている。EURとEURクロスは明日のECBまでマーケットは様子見するだろう。
このようにEURとGBPは強含みでAUDやNZDは弱含みなので、クロス円の動きは
まちまち。そしてドル円だが、昨日109円台で考えたのだが、109円台を買ってゆくには、
心理的壁である110円にいくことを前提にしないとなかなか買えない。おおぶしだった
108円を簡単に再び下抜けしていくとは考えられないが、まだ110円を考えてここから
大きく買っていくのも躊躇する。じわじわと110円をトライしていく雰囲気ができる
まで、109円台は買う必要がない気がする。
ということで、AUDUSDとNZDUSDのショートを軽めにキープ。GBPUSDは再度の
売り場探しだが、おそらく金曜日のGDPまで待つ必要があるだろう。
EURUSDとUSDJPYは様子見とする。USDCADは反発してからの高値圏でもみ合って
いる。1.2850から上はやはり重そうだ。