ドル円が107.00近辺から108.10近辺までの持ち合い相場となっている。108.10が上抜けると再び109円台。しかし頭が抑えられれば、下値のスケールは大きくなっていく。しばらくはドル円の値動きを集中的に見守りたい。先月は米国サイドのマージンコールでドル買いが殺到したが、この動きが落ち着くと、今度は日本勢が海外資産を取り崩し、リパトリの円高が長期にわたって発生する。ドル円、クロス円の下げが優勢と考えるが、米国の経済対策との綱引きになるだろう。