4月22日 週足日足の様子

週足では全体的にドルストレートは買いを示唆。クロス円はすべて売りを示唆している。
ドル円も108円には乗らないものの、買いあるいは底堅い動きを示唆しているので、ここではトレード対象としてクロス円の売りは除外して考えるべきだろう。ドルストレートの買いだけで十分である。
日足では先週はGBPUSDの売りが全体のドル買いを引っ張った感じだ。EURUSDは
相変わらずのレンジ相場だが、AUDUSDとNZDUSDの下げが顕著だった。ドル円は
まだ108円に乗れないが週末の北朝鮮核実験中止のニュースで月曜朝に何らかの変化
が見られるのか注目したい。しかしドル円のトレードは様子見。引き続き、GBPUSD
中心のトレードでよいだろう。月曜日のGBPUSDだが先週4日間続落で1.40に達して
いる。AUDUSDとNZDUSDがいいところまで下落したことを考えると、値ごろ感から
ロング志向の買いが入って、再び1.4100近辺までの反発があってもおかしくない。
また、武田薬品の買収がらみのGBPJPYの買いの思惑は、額が大きいだけにロングを
とっていく人たちも増えると考える。月曜は根っこのGBPUSDショートを持ったまま
売り増しは控えて様子を見たい。ただGBPJPY買いの思惑が働くということは、マーケットがショートになりにくいということなので、当面はまだGBPがらみは売りで考えたい。