8月26日未明

相場の世界に長い間身を置いて、ごくたまに、強気相場で自分自身も押せ押せのブルで、あるいは弱気相場でベアの時、まだまだこれからだと思っているのに、ふと気にとまってちょっと利食いを入れたら、そのあたりが天井だったり底値だったりすることがある。
今回のEURUSDの1.15からの下抜けで、少なくとも1.1200トライはあると思っていたの
だが、ふと急にそろそろ一服するべきと思い、途中でほとんど利食ってしまった。
結果、その利食ったあたりが今回の下げの安値圏だったのだが、私は原始的なトレードを
しているため、そういった偶然をとても重要視する。
休暇中も、相場はちらちら見ていたのだが、結果EURUSDについては、下げの起点に
あたる1.1500-10どころか、1.16台にまで戻ってしまった。GBPUSD,AUDUSD,NZDUSDも似たような値動きなのだが、その中でもEURUSDの反発力は群を抜いている。
「EURUSDは下げ相場のなかにあって、この反発はその調整にすぎない」という考えは
確かにあるのだが、私は今回のこの偶然と反発の値幅の大きさのために、その考えで良い
のかちょっと迷っている。今回の1.1300までの下げを起点に、これをエネルギーとして
近い将来EURUSDが上昇に向かう可能性も否定できないと思うのだ。経験から下値から
350ポイント以上の反発は、そのトレンドについて検証しなおす必要がある。とりあえずEURUSDは、かろうじて340ポイントの反発にとどまっているが、これからどうなるか。
ひと寝入りして、午後にでもチャートをチェックしてよく考えたい。