12月2日 月足週足日足の様子

G20での米中会談の結果として、中国に対する追加関税が回避されることとなった。明日の市場はとりあえず、この報道の消化から始まると思われる。ということで、予想される
動きとしては、AUDやNZDが窓を空けて上伸して始まること。ドル円に関してもNY引け値より上値で始まる可能性がある。現段階での日足の分析はあまり意味をなさない。


USDJPY:月週日足ともに何もぱっとした印象なし。ただ114円台は引き続き重い。
EURJPY:128円台を中心としたもみ合いを継続して、エネルギー蓄積中の模様。
GBPJPY:144-146円のレンジを継続中。抜けたら走る可能性。
AUDJPY:84円に向けて上伸の可能性大。NZDJPYも80円方向に向けて上伸の模様。
CADJPY:もみ合いに終始してトレードしづらい。様子見。
EURUSD:月足日足ともに弱い。日足も下落示唆。買うのはとりあえず控えて様子見。
GBPUSD:弱い。1.2700を下抜けすると、下げが加速する可能性。
AUDUSD:月足はまだ弱いが週足は上伸を示唆。月曜はヘッドラインで上昇の模様。
NZDUSD:AUDUSDと同様に上伸の可能性を示唆。
USDCAD:週足に上昇の気配が見えるが、まだレンジ内に留まる可能性大。
EURAUD:1.56をしっかり下抜けて、次のターゲットの1.53に向かう模様。
EURGBP:値動きは激しいものの0.86-0.90のレンジ内もみ合いを継続中。


明日はとりあえず日中は値動きを観察するにとどめたいが、ドル円の114円台は売りを
考えたい。オセアニアが高く、ヨーロッパが弱い相場が継続すると思うので、EURAUDの
1.55台も売り場を探したい。ドル売りの相場に戻るのかは、2-3日の観察が必要と思う。
EURAUDの後、EURJPYが大きく動きだす可能性があるので、注視していきたい。