2月14日 日足の様子

USDJPY:(110.93)ついに111円台に到達したが、まだ達成感はでていない様子。これまで
     同様緩慢な動きを繰り返すと思われるが、111円台は上昇の上限と考えたい。
クロス円:全体的にまだ緩やかな上昇基調だが、値動きは通貨ペアでまちまち.
                   EURJPY(124.93)やGBPJPY(142.57)は頭打ちの様子。CADJPY(83.65)や
                  NZDJPY(75.48)はここから上は厳しいレジスタンスが控える。ドルに動きが
     あるのでクロス円のトレードは見送りが妥当だろう。
EURUSD:(1.1261)1昨日の反発の後再び下落に転じた。やはり何日も下落が続いたため
     下げのためのスタミナが不足していたようだ。レンジ下限トライが濃厚に
     なってきている。様子を見ながら打診売りして、レンジブレイクに備えたい。
その他の通貨ペアについては今週はトレード対象にするつもりがないので省略するが、ドルストレートは上昇を示唆。EURAUD(1.5887)やEURGBP(0.8761)はレンジもみ合い示唆
なので、やはりドル円とEURUSDをやっていればよいように思う。


何度も引用するが前回のドル円のフラッシュクラッシュが起きた2015年8月のケースでは、反発が10週間続き、その後高値圏で7週間もみ合ってからやっと下落に向かい、再びクラッシュの安値に到達するまで、実にトータルで20週かかっている。今回6週かかって
やっと111円台に到達。前回より早い回復だが、前回を参考にするとここからあと1か月
程度は110-112ぐらいのレンジになる可能性が高い。ファンダメンタル的にもまだドルが
下落していくのは早いタイミングに感じる。111.35-40で売り110.35-40で買いといったざっくりとした感じでこれからの相場に臨む。EURUSDが1.12台を下抜けするようなら、
これからはEURショート中心でトレードを構築した方がいいだろう。