3月11日19時30分

ここまで見ているとマーケットはぐちゃぐちゃの動きになっている印象を受ける。
要は強くあり続ける通貨がないのだ。ということは裏を返せば弱くあり続ける通貨も
ないということ。ある程度強くなれば失速し、下落すれば強かった通貨が失速する。
結論としてはレンジ相場ということなのだろう。
だとしても、EURUSD(1.1240)が再び1.13台に上昇するほどEURは強くないし、ドルが弱いとは思えない。同様に現状USDJPY(111.18)が112円に急伸するほど円が弱くてドルが強いとも思えないし、逆に110円台をどんどん下落するほど円が強くドルが弱いわけでもない。
こうしたことをしばらく頭に入れてトレードしなくてはならない。今朝からGBPが再び台風の目となってマーケットをかき回している。GBPのことはとりあえず別に置いて強すぎる通貨も弱すぎる通貨もないということを前提にトレードすることが肝要と思われる。