3月11日 週足日足の様子

ドル円(111.10)は112円前半で目先の高値を確認した模様。ただ先週そこそこ十分な下落をしており、大きく続落するかは疑問。日足ではまだ緩やかな上昇トレンドが続いている形なので、戻りを待って売るべきだろう。各クロス円も上値は確認した印象だが、下落を継続するサインはまだ出ていない。様子見が妥当だろう。
EURUSD(1.1231)は金曜日に反発したものの、週足はまだ弱い形を残している。ただ1.1250より上でNYが引ける場合はショートは減らすべきだろう。
GBPUSD(1.2989)は週足日足ともにとても弱い形になっている。今朝もマドを開けて1.29台からのスタートになっているが、12日の英議会採決等の材料次第だろう。
AUDUSD(0.7034)は頭が重い状態が続いている一方で、NZDUSD(0.6796)は反発傾向。よって、AUDNZD(1.0348)の下落傾向が続いている。この動きは継続する模様で、どちらが本当の動きかわからないが、オセアニア通貨が大きく下落するようなリスクオフ状態には当面ならない可能性が高い。USDCAD(1.3423)は週足ベースで大きく上伸したが、1.34台から上はついていっても全く信用できないレベルで様子見。
EURGBP(0.8650)はGBPが各通貨に対して下落を初めており反発傾向。EURAUD(1.5963)はレンジ内もみ合い継続で、トレード対象にはならずEURの強弱のバロメータとして使用していく。