3月10日

残念ながらEURUSD(1.1233)のショートをほったらかして休暇に行く計画は、まだすぐには無理のようだ。金曜日はほとんど下げる局面はなく、木曜日にもみ合いを続けた1.1220-50ゾーンまで戻ってしまった。非常に失望した動きだったが、市場にショートが
多い状況ではやむを得ないだろう。
金曜日はドル円(111.17)の下落が目立った。想定していた今年前半の高値予想を112.30近辺と考えてシナリオを再考すると、金曜日に見た110.70-80から110.30-40までが重要なサポートレベルとなる。ここを抜けない限り、112円前半ぐらいまでの反発はまだあり得ると考える。
今月に入り重要サポートやレジスタンスを抜けてもいま一つ相場が走らないのは、ドルもユーロも円も買い続けていく決め手に欠けるのが原因と思われる。これでは投資家がついて来ず、投機筋だけの短期的売買でレンジ相場に終始する可能性が高い。
とは言っても、経験則からEURUSDもドル円も年間では最低1000pips(10円)の値幅はでる。上下に値幅を広げるのはまだこれからと考える。EURUSDは下落で新値をつくる可能性が高いと思われるが、それに対してドル円とEURJPY(124.90)も下落していくということが、あり得るのだろうか。しばらくの間ドル円のトレードは短期的な売買に集中したい。EURUSDはとりあえずショートを継続する。
明日でこのブログを書き始めてからちょうど1年になる。自分のメモ代わりとしてスタートし、まあ多少は読んでくれる人もいるのであれば、それを意識していい加減な戦略を立てたり安易なトレードも少なくなるだろうと思ってスタートしたのだが、まだまだ脇の甘さが目立つ。それにしても読んでくれる人が1年前より格段に増えた。感謝するとともに、見られても恥ずかしくないトレードをするよう、これからも心掛けたい。