3月17日

EURUSD(1.1323)のショートポジションを持っているが、最近のEURUSDの値動きを見直して今後どうするか考えてみた。EURUSDはことし1月に思いもよらず1.1570近辺の高値をつけ、その後約20日間前後の周期でジグザグ運動を、今回を含めて3回繰り返している。この3回のジグザグ運動はパターン化しており、共通して言えることは、高値からの下落幅は250pips前後でその後の上昇幅は200pips前後に抑えられており、前回の高値を上回ることはない。このことから今後のシナリオを考えると、まず現在の状態は3個目のジグザグの底値からの戻しを形成中で、あと1-2週間のうちに戻しの高値を形成して下落に移行する。高値の目安としては最大で1.1380近辺となる。もしさらに上昇して1.1420がつくことになれば今回の下落パターンは完全に崩されることになり、改めてシナリオを考えなければならない。
ということで、EURUSDのショートはしばらく継続し、ストップは1.1390と1.1430に分散させることにする。20日のFOMCが動くきっかけになる可能性があるが、周期的には少し早い気がする。EURUSDがもし下がらないとなると、最大の理由はEURが絶対的に安いということになるのだろうか。
GBPUSD(1.3291)もショートを継続するが、こちらは今年高値になる1.3400あたりで撤退する。GBPUSDがBREXITが不透明であるにもかかわらず上昇するとすれば、これもGBPUSDのレベルが絶対的に低いということだろうか。GBPUSDは歴史的に1.50より上で推移していることが多く、1.5より下は安いゾーンであるとは言えると思う。ついでにEURGBP(0.8518)のレベルについて言えば0.80から上のレベルはEUR高と思われる。EURGBPは長い間0.70より下で推移した経緯がある。
AUDUSD(0.7085)もショートを継続。0.70-0.7150のレンジもみ合いと考えるので0.7150より少し上にストップを置く。19日のRBA議事録に注目する。
ドル円(111.50)については112円近辺が重いので再度ショートを検討している。月曜日の値動きを観察するが、127円が壁となるEURJPY(126.27)を先にショートすることも考える。