5月20日14時45分

本日は週末の選挙結果が影響して、大幅な上昇で始まったAUDがかく乱要因となっている。特にEURAUD(1.6116)は金曜日のNYの引けから150pipsの下落となっており、EURの買い方にとっては完全にハシゴをはずされた状態となっている。その他AUDがらみの通貨ペアは本日すべてマドを開けて始まっており、まだマド埋めの動きは見せていない。これだけの先週からの乖離を見て、ヨーロッパがどういう値動きになるのか注目したい。現在ポジションのあるGBPUSD(1.2735)については、GBPAUD(1.8402)がかなり下落しているので、すこし上へ戻すのではないかと考えている。1.2750-60あたりを最初の売り増しポイントとする。GBPJPY(140.28)はAUDJPY(76.21)の後を追って140円半ばまで回復したが、ここから上はそれほどないと考える。ドル円(110.15)についてはあまり何も感じないが、上がっても知れていると思う。AUDの急騰によって、これからの動きを一番注視したい通貨はEURUSD(1.1151)。EURAUDに続いてEURGBP(0.8456)も下落を始めると、EURが下落通貨の仲間入りになる可能性がある。よく値動きを観察していきたい。