USDJPY(108.48)
     金曜日のドル円はとても悩ましいレベルで引けた。107円台後半から一挙に108円半ばまで上昇したものの、108円台後半はやはり重いようで、108.60近辺から失速した。
109円台を下抜けてから、かれこれ5週間109円台を回復できず、一時106円台に突入する場面もあったが概ね107.50-108.50を中心とした値動きで推移している。今まで108.50近辺は売りで対処してうまくやってきたが、まだ断定はできないものの、109円台へ回復していく芽がでてきたように見える。今週前半に108円が割れなくなると上昇の可能性が高くなる。ただし、大きなトレンドはまだ下降トレンドで、上昇の許容範囲は最大でも110円台後半と思われる。
EURJPY(121.79)
     下落トレンド内にあるものの、そろそろ121円を割り込んでいかないと、もみ合いを経て上昇が優勢となる。戻しは今のところ122円半ばぐらいまでを想定するが、今度123円台を見るようだとしばらく下はない。
GBPJPY(135.90)
     下落トレンド継続中だが、短期的には戻りが優勢。135円を割り込んでいくと下落が加速するがそうでなければ136円後半を待っての売り。ロングはしない。
AUDJPY(75.71)
     76.00近辺手前での売りが有効と考える。ただし76円がしっかり上抜ければ撤退。
NZDJPY(71.86)
     売りで良いように見えるが、先週ほどの優位性は感じられない。静観したい。
CADJPY(82.98)
     しばらく上昇を継続する模様。84円近辺まで戻す可能性が高い。
EURUSD(1.1226)
     ドル円同様に悩ましいのがこの通貨ペア。今週1.1200を割り込むと上昇のシナリオは
完全に打ち消されて、先々週つけた1.14台が重要なトップになる。注視していきたい。
GBPUSD(1.2527)
     下落トレンド継続中だが、安すぎてちょっと売りづらいレベル。1.24半ばが切れると大きく下落する可能性があるのだが、まずは1.27台の戻りを待って売りたい。
AUDUSD(0.6979)
     0.70台で買い過ぎtたと思われる。まずは0.6950の直近のサポートをトライしていくと思われる。直近で一番トレードしやすい通貨ペアかもしれない。0.7000近辺で売り。
NZDUSD(0.6623)
     先週は典型的な買われ過ぎの相場だった。再び0.65台を目指す動きとなる。0.6670近辺が売り場となると考える。
USDCAD(1.3072)
     戻り待ちの戻りなしと言ったところだが、ちょっと手が出ないレベル。静観するが、短期的には一旦ロングしても良いレベルなのかも知れない。1.32近辺は売り。
EURAUD(1.6084)
     下落はこのあたりまでではないかと見ている。1.59台はロングしたい。
EURGBP(0.8963)
     0.89台でかれこれ3週間推移している。興味深く傍観している。

ドル円の行方がはっきりするまで、クロス円はちょっと様子見になりそうだ。
特に材料がでてこず、ドル円は108円がサポートされればロング。AUDUSDは戻り売り。
EURUSDは方向をよく吟味していきたい。