7月14日 今週のFX戦略

USDJPY(107.88)
     金曜日はサポートの107.80をトライし、抜けずに多少反発して107.90近辺で引けた。
107.80をしっかり下抜けると再び107.00へ向けて下落する可能性がでてきた。ただ月曜日の寄り付きがさほど金曜日の引けと変わらないのであれば、108.20近辺までまず反発する可能性が高い。戻りを待って売るべきだろう。戻しの目途は108.20-40。108.60-70を上抜けると再び109.00ターゲットとなるが、もうその可能性はだいぶ低いと思う。
EURJPY(121.60)
     今週は下落の可能性が高いと思われるが、121.00-50は強力なサポートゾーン。簡単には下抜けないと思われる。戻りは最大で122.50まで。もみあいを続けながらじりじり下がるイメージ。
GBPJPY(135.70)
     下降トレンドチャネル内にいるものの、現状は反発リスクが大きく売りづらい。今週のトレードは見送りとなる。
AUDJPY(75.76)
     トレードしづらい。75円台でのもみ合い継続だが、上抜けした方がおもしろくなりそう。ただ買いはドル円の見通しに反するので見送り。
NZDJPY(72.25)
     よくわからない。見送り。
CADJPY(82.83)
     大きな下降チャネルから上昇チャネルに転じるのか、とても微妙なところにきている。最近のUSDCADの上昇傾向からすると、安易にショートはしたくない印象。
EURUSD(1.1270)
     やや売り優勢といった感じで、もう少し値動きを観察したい。1.13台に乗ってくると再び1.14近辺までの上昇があり得る。1.12を割ると下落が加速する可能性が高い。
GBPUSD(1.2574)
     下降チャネルにはいるものの、やや中途半端な状況。1.26半ばまでの上昇を待ってからの売り参入となる。
AUDUSD(0.7021)
     ここ3日間の上昇力が強い。短期のアップチャネル内の動きで、これから長期のダウンチャネル上限をトライしようとしている。先週の高値圏の0.7050近辺のトライがあるかも知れない。値動きを注視していきたい。
NZDUSD(0.6695)
     強いのだが0.6720近辺まで上昇したら、短期で一度ショートしてみたい。
USDCAD(1.3028)
     まちがいなく上昇トレンドから下降トレンドに転換していると思うが、下げ幅が大きくなかなか売りづらい。せいぜい1.31台前半まで待ってショートしたいところ。
EURGBP(0.8963)
     上昇は一服したものの、まだ天井を打ったとは言い切れない。ただ天井圏を形成する動きに移行した可能性はある。
EURAUD(1.6053)
     1.5970-1.6000あたりをしっかり下抜けると、長期の上昇トレンドが終了の可能性があるが、短期でこのゾーンをバックにして一度ロングしてみたい。


まとめ
     ドル円の戻り売り。NZDUSDの戻り売り。EURAUDの押し目買い。EURJPYは状況を見ながらショート。その他の通貨ペアはさらなる値動きがでるまで見送り。