2019.9.22

通貨ペアごとのまちまちな値動きが続いている。通貨ごとの強弱についての観察と整理が必要と思われる。
GBPの騰勢は多少弱まったようだが、まだ強い。ただ上下動が激しくエントリーしづらい。GBPUSDの1.2400近辺とGBPJPYの134.00近辺がサポートされるか注目したい。円については、ここへきて買いが強まりはじめた。対GBPをのぞいて、円の上昇再開が見込まれる。USDとEURは綱引き状態が続いている。EURUSDは今後1.11台にしっかり乗せるのか、1.10台をしっかり割り込むかが大きなポイントとなる。抜けたほうについていかなくてはならないが、現状USDの方がやや優勢か。CADはUSDとEURの中間に位置している模様。AUDとNZDは他通貨に対して下落が続いている。NZDUSDは今年の安値を更新して、NZDは取引対象全通貨に対して最弱通貨となっている。
今週は以上の観察整理に基づいたトレードとなる。EURUSDはまだショートをキープしているが、1.1000近辺でだいぶ減らした。新規ポジションとしてドル円、ユーロ円、AUDJPY,NZDJPY、AUDUSD,NZDUSDの売りを仕込みたいが、現状優位性の高いものが見当たらない。優位性の高いトレードとは、リスクを限定できる安全性の高い防御壁を、エントリーの直近に、後ろ盾として持つことのできるトレードである。どれも防御壁に基づくリスクリミットを比較的遠くに置かなくてはならないので、金曜日の引けレベルでのポジションメイクは小さめにしなければならない。本格的には引き付けての売りとなる。