2019.10.18

対CAD,EUR,AUD.NZDでキープしたドル売りポジションを一旦全部利食い手仕舞い。
NZDUSDは主要レジスタンスまで、まだ少し上昇の余地があるが、EURUSDやAUDUSDは大きなレジスタンスに対峙するところまできた。ここからの上昇はさらに大きなエネルギーが必要で、上昇するとしても少なくとも浅いディップか短期の調整のもみ合いがあると予想する。EURUSDについて言えば、一旦短期的にショートにいってもいいぐらいのレベルにまで上昇している。AUDUSDの0.68台後半やNZDUSDの0.6400も簡単にクリアできないレジスタンスレベルだ。USDCADは1.3100-30につよいサポートがあり、ここを突破できるか注視したい。突破すればさらに大きく下落すると思われる。
いずれにせよ、今回の利食いは短期的なドル下落の第一目標に達したからであって、中長期的にはまだこれからさらにドル下落の可能性があることを、念頭におきたい。明日にはBREITの行方を左右する重要な英議会があり、今週はポジションを持ち越しせず、ゆっくり休養をとって来週からの動きに集中する。インディケーターとして値動き観察を続けているGBPUSDは、すでに直近の主要レジスタンスを突破してきている。各通貨ペアの動きを注視し、来週さらにドルが下落を継続する動きとなれば、ためらわずについていく。
現在プロ筋でドル円をトレードしている人はほとんどいないだろうが、週末の結果でリスクオフになった時のドル円クロス円の値動きには注意したい。