5月13日10時30分

米国の追加の対中関税を材料に、今朝はドル円(109.70)とクロス円がやや円高基調で始まったが、ドル円が109.50を再度割り込みクロス円も下落を継続していくには、現状の材料では力不足のようだ。しばらく109.50-110.50のレンジもみ合いになっていくと予想するが、午後からドル円クロス円がじり高にならないようであれば、まだ夜にかけての下値トライは十分可能性があるので、下落への注意は怠らないようにしたい。109.50が下抜ける相場にはついていきたいと思う。あとのドルストレートに関しては方向感が依然としてはっきりしない。AUDUSD(0.6984)は再び0.70以下で取引され弱含みだが、0.6960近辺がサポートになっており、ここを割り込むまでは下落傾向が確認できないと思う。GBPUSD(1.3008)は1.3050以下にいる限りはまだ短期の下値トライの可能性が残る。EURUSD(1.1233)も1.1285を超えて上昇しなければ、また1.11台に戻るチャンスがあると思う。